3ホームズ

2018-05

【ミス・シャーロック4】武蔵野ヶ丘のヴァンパイア - 2018.05.23 Wed

ミス・シャーロック8

ミス・シャーロック9
日本料亭でアルバイトを始めた和都は、そこで幼馴染みの若杉涼太と再会する。再会を喜ぶ2人だが、再婚したのかという和都の問いに表情を曇らせる涼太。
涼太は1年前に再婚した妻さくら、自身の連れ子・大輝、2人の間に生まれた若菜、そして義母と暮らしていた。ところがある夜、さくらが若菜の腕に噛み付き生き血を吸っていたのだという。幸い大事には至らなかったが、当のさくらは事件以来寝たっきりで口を閉ざしたまま。義母は若杉家に代々伝わる吸血鬼の呪いがさくらを狂わせたのだと言うが、果たして呪いなど存在するのか。
和都は、事件がなく暇を持て余していたシャーロックを連れて若杉家を訪れる。


〈2018年Hulu×HBOアジア合作ドラマ〉

§和都の面目躍如
第1話では事件当事者、第2話では癒やし要員、第3話では不運な役どころだった和都でしたが、今回はやっと本当の意味での長所が出た回でした。
その長所とは相手の心に寄り添えること。論理でぶっ飛ばすシャーロックに対して、善良な常識人である和都は心の面から相手にアプローチできる人なんですよね。
今回の事件は「謎が解ければそれで良い」と思ってるシャーロックでは、真の意味での「解決」はならなかったでしょう。和都のおかげで様々な人の心が解きほぐされていきます。

そんな和都や彼女と対面した人々を、シャーロックも驚きながら、でもどこか温かかったり、ちょっと切なそうな目で見ています。それがとても良かった。
前回まで「明るい鬼畜」(笑)の印象が強かったんですが、ここでのシャーロックの表情に彼女の人間らしい面が表れているように見えました。事件当事者だけでなく、冷徹な仮面の奥に隠されたシャーロックの人間らしさも引き出した和都でした。
本当の意味でシャーロックと和都の「コンビ」が出来上がった。そんな気がした一編でした。

§3○歳児探偵
一方のシャーロックは、今回特に子どもっぽかった笑
今までも和都に甘えまくってましたし、第2話とかでも決められないからデリバリー頼みまくるとかやってましたけど…(^o^;;)
今回は、依頼人とのコミュニケーションも和都が一手に引き受けてるからか、余計に子供っぽさが目立ってました。和都に何回「○○しない!」って注意されてるんだろう…笑
あげく子どもと本当に喧嘩してるし。当人は「論理的じゃない者は苦手」とか言ってますが、どうみても子どもと精神年齢同じくらいでしょ、あなた。
さらに最後の方ではお兄ちゃんと一緒にだだこねてましたし、、、本当双葉家の教育どうなってんねん!!笑

もっともこのシャーロックに限らず、最近の映像ホームズはみんな子どもと上手くやっていけなさそうなやつばっかり。もはやデフォですね笑
例外はロジャー少年と仲良しだった「Mr.ホームズ」のホームズ先生くらいかな。自分自身が子どもだった人形劇版ホームズも、ワトソンが来る前は友達かなり少なそうでしたし…苦笑
最近のホームズ達の元に、原作のウィギンズ達ベイカー・ストリート・イレギュラーズが押しかけてきようものなら、きっと発狂するだろうなあ…(^^;;)

§守谷登場。和都との関係の行方は?
さて、事前公表されていたレギュラー陣のうち、いよいよ最後の1人守谷透が登場しました。
演じてるのは「逃げ恥」にも出てた大谷亮平さん。なんかひげ生やしてほとんど「逃げ恥」と同じ容姿で出てるので、初めはどうしてもあのイメージが…笑
守谷は戦場カメラマンであるとされています。戦場でも強く生きる人々の表情を写真におさめ個展を開いています。同じく戦場帰りである和都と共感し合うことに。
しかし、和都さん、個展の客の1人として行ったのに、早速2人でお茶しちゃって、まー笑(デジャブ)
ここの会話は至って真面目で、今のところは戦場の体験を共有できる同志って感じが強いですが、最後でちょっと良い雰囲気に。どうしても第2話の和都の印象から、この後恋愛関係に発展するんじゃないかって気がしてならないのですが、果たしてどうなることやら。どう観てもこれから、和都とは何回か会いそうな雰囲気でしたしね。

さて、この守谷透、名前から単純に考えると原作の某ジェームズさんに当たる人物のように思われるのですが、、、これから話にどう絡んでくるのか。名前からすぐ分かっちゃうというのがちょっとひっかかると言えばひっかかる。
和都との関係とシャーロックの捜査への関わり。どちらも今後どうなっていくのか気になるキャラですね。

§感想まとめ
サブタイからもう一目瞭然ですが、原作は「サセックスの吸血鬼」でしょう。今までで一番原作のエッセンスを残している、というかほぼ原作の現代翻案版といった内容でした。そのためメインのストーリーでは尺が足りなかったのか、大家・波多野さんが巻き込まれた「ほんっとに腹が立つ」事件を挟んでいますが、ここがまた絶妙に気の抜けた感じで良かった笑
あと、メインのストーリーは吸血鬼のお話なので、全体的には暗い色調の話でしたが、お祓いのシーンでの「流風(るーふー)さま 流風(るーふー)さま」「湧禮(わいふぁい)の命」はちょっと笑ってしまいました。「全ては流風(るーふー)さまの思し召しのままに」ってふざけすぎ笑

全体的には和都がメインの回と言っていいと思います。
事件そのものも和都が引っ張ってましたし、合間の守谷との邂逅やラストのシーンも和都の心をクローズアップする内容でしたし。
今まではシャーロックの後ろをちょこちょこくっついてくる(あるいは振り回される)癒やし系という感じでしたが、今回はもっと深い部分での和都の良さが出た回でした。シャーロックには欠けている部分、「心に寄り添う」ということを見事に補う和都。
やっぱりどんな形でもワトソンはこうでないとね。
一方、シャーロックの方はと言うと、、、途中にはさまった波多野さんの事件といい、ひたすら謎解き係という印象でした。あとはひたすら大人げなかった笑
ただ和都の様子を端から見ているシャーロックの顔は今までになく人間らしい顔をしていました。それがとても良かった。

さて、この「ミス・シャーロック」、全8話の予定とのことなので今回で折り返しとなります。早いなあ。
今回でレギュラーが全員そろったことですし、恐らく今後は黒幕「マリスステラ」との対決へと徐々に移っていくのでしょうね。現時点ではまだまだ謎の部分も多いですが、一応今までの情報でちょっと考察してみました。→TOPICへ
黒幕との対決の他に、シャーロックと和都がどの時点で互いを「友達」として認めるようになるのか、和都の心の傷はどうなるのか、今後どう展開するかますます楽しみです。

【ミス・シャーロック リンク】
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のんびり生きられないのんびり屋の雑談部屋です。濃いホームズネタ大さじ2+石ノ森ネタ大さじ1+その他小さじ2くらいの味付けです。

社会人しつつ、大学院までの杵柄で日本古代史研究にも片足突っ込んでるのんびり屋。でも当ブログは最近ホームズブログと化しつつあります(^_^;) 他に好きなこと:音楽(特にコブクロファン)石ノ森萬画、十二国記、古典ミステリ

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